子どものかくれ脱水に要注意!簡単にできるチェック診断!
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乾燥しやすい冬は、インフルエンザなどの病気が流行しやすく嘔吐・下痢などにより体液が流出し、脱水状態を引き起こしやすい季節です。
大人は自分で気づいてコントロールできますが、子どもの場合は、自分が脱水症状になっていることを上手に周りに知らせることができないため、注意が必要です。
今回は、子どものかくれ脱水について、脱水状態になっているかどうかをチェックする方法をお伝えします!
子どもは脱水状態になりやすい?
かくれ脱水を徹底解説!気になる症状は?足のむくみがサイン?にて、「かくれ脱水」についてご紹介しました。
簡単に振り返ると、かくれ脱水とは
- 「脱水状態」の一歩手前の状態のこと
- 自覚症状がないため対応がとれていない状態のこと
を言います。
脱水状態は、子どもから高齢者まで誰でもなり得るものであり、正しい対応が取れなかったり、対応が遅くなったりすると最悪の場合、命を落とす可能性もあります。
子どもの場合は、体温調節機能がまだ未発達のため親など周りの人が注意していないと高温・多湿環境下で放置されてしまうとあっというまに脱水状態から熱中症になってしまいます。
最近は、あまり聞かなくなりましたが、パチンコ店の駐車場で車の中に子どもを放置したまま親がパチンコをしている間に子どもが亡くなってしまったというニュースが一時期話題になりましたね。
密閉された車内で夏の炎天下にさらされたら、たった5分で熱中症の危険にさらされるそうです。
(参考:成人男性が「車中に置き去りにされた子供」になって実験! 夏場の車内放置の危険性が改めてよくわかる動画)
子どものかくれ脱水を防止するためには、親がこまめな水分補給を意識するなどして常にケアしておくことが重要ですね。
子どものかくれ脱水チェックシート
子どもが脱水状態になりかけていないかどうかをチェックする項目を、「教えて!かくれ脱水委員会」から引用します。
[保護者からの情報]
- 不機嫌、あやしても泣きやまない
- 食欲がない
- 泣いているが、涙の量が少ない
- 眠りがち
- 熱があるのに汗をかかない
[看護婦や診療録からの情報]
- おしっこの量が少ない、色が濃い
- 便が硬い、ころころしている
- 採血しても泣かない
[見て触って得る情報]
- 口や鼻の中が乾いている
- 舌が白くおおわれている
- 目がおちくぼんでいる
- 皮膚に弾力性がない
その他、肌がべたつく、ふらついている、体がだるそうなども脱水症の兆候です。
冒頭でも書きましたが、脱水症は夏だけに起こるものではありません。
冬も脱水症が発生しやすい季節なので、小さいお子さんをお持ちのご家庭は、是非注意してくださいね。
記事公開日:2014年11月8日
最終更新日:2017年7月20日
カテゴリー:健康
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