大反響!!中山裕木子の英語は3語で伝わるはホント?|世界一受けたい授業
この記事は約5分で読めます。
『英語話せるようになりたい!けど、話せない・・・』
と考えている日本人は私含め、たくさんいるはずです。
中学校からずっと習っているはずの英語。
読み書きはそこそこできるけど、話すとなると「えっと、これ英語で何ていうんだっけ?」とか、「これで伝わるのかな?間違っていないか?」などが頭をよぎり思うように言いたいことが言えない。
仕事をしていても、最近やたらとグローバル化という言葉を目にしますね。
英語はできて損はない。
だけど、話せない・・・。
そんな多くの日本人が抱えている悩みを解決してくれそうなテクニックを教えてくれるのが今回紹介する中山裕木子さんです!
その名もズバリ「3語で伝わる英語」!
この記事を見に来てくださったあなたは、キャッチーなフレーズに思わず興味を引かれる反面、たった3語で本当に伝わるのか?という疑問を抱いているのではないでしょうか?
今回は、中山裕木子さんが提唱する「3語で伝わる英語」をTOEIC860保持者の私が徹底分析します。
(私も英語話せない典型的なTOEICバカです。笑)
Topics
中山裕木子さんとは?
まず最初は中山裕木子についてご紹介します。
(引用元:http://www.u-english.co.jp/message/)
経歴
株式会社ユー・イングリッシュ 代表取締役
公益社団法人日本工業英語協会 専任講師
2000年より大阪の特許事務所で電子・電気、機械の特許明細書の日英翻訳に従事する。
2001年に工業英検1級取得。首位合格により文部科学大臣賞を受賞。
2004年、フリーランス特許翻訳者になる。
同時に公益社団法人日本工業英語協会の専任講師に就任し、
大学や高専などの教育機関や企業で理工系研究者を対象とした技術英語の指導にあたる。
(引用元:https://tv.yahoo.co.jp/program/31772741/)
英検1級を首位合格し、現在は英語の翻訳サービス・教育サービスを行う株式会社ユー・イングリッシュの代表取締役を務める、まさに英語で1企業の社長まで上り詰めたバリバリのキャリアウーマンです!
3語で伝わる英語とは?
続いて、そんな中山裕木子が提唱する「3語で伝わる英語」テクニックについて説明していきます!
Technical Writingを用いた”誤解なく正確かつ簡潔”に伝える技法
著書の「会話もメールも 英語は3語で伝わります [ 中山 裕木子 ]」(楽天books)にも明記されていますが、このテクニックにはTechnical Writingという
- 誤解なく、分かりやすく
- 簡潔かつ、正確に
- 相手に伝える
という技法を使ったテクニックになっています。
また、個人的に衝撃を受けたのですが、”自分がノンネイティブであることを“大前提としている点が大事なポイントだと思います。
ここを正しく理解しておかないと、そもそも中山さんがお届けしたい内容と、あなたの目的にずれが生じてしまう可能性があるからです。
つまりこのテクニックのターゲットに自分(=あなたの目的)がマッチしているかどうかです。
詳細は後で詳しく説明しますね。
必要なのはSVO(主語・動詞・目的語)!
(引用元:https://tv.yahoo.co.jp/program/31772741/)
英語の受け答えを頭で日本語にして英語に置き換えると、なんとも難解で複雑な表現になりがちですが、それを簡単なSVOで表現しよう!というのが本書のテーマです。
特許翻訳者と技術英語講師として、毎日かなり複雑な英語と向き合ってきた中山さん。
仕事を通して「文法的には正しいけど、伝わらない・・・」という英語を今まで何度となく見てきたそうです。
そんな英語漬けの日々を繰り返し送ってきて、遂に「どんな複雑な英語でもSVO(誰が、何かを、する)にした表現こそが最も伝わる」という結論に到達したそうです。
ほんとに効果はある?買うべき人と、買うべきでない人は?
さて、最後にこのテクニックが本当に有効なものなのかどうか。について見ていきたいと思います。
Amazonレビューを見てみましょう!
私が何を言っても、所詮ただの1人の主観でしかないので、まずは不特定多数のレビューを見ていきましょう!
76件中実に57のレビューが高評価していますね。
実際に手にとって見た人の75%が満足していることを表しています。
高評価レビューの内容を一部抜粋してみると、
英語本の中で群を抜いて理屈が通っています。
本来はこういう考え方を基礎として英語を勉強するべき。
特に英語教育者には読んで欲しい。
一方で低評価を付けている方もいますね。どういった内容か見ていきましょう。
低評価レビューの内容
低評価を付けている根拠を抜粋していくつか載せます。
単語が読めない人には不向き
例文が少ない
日本語が多すぎる
途中から3語でなくなっている
みなさん、上記を見てどうですか?
先程も書きましたが、やはりこの本のターゲットと購入者の思いや目的にずれがあるための低評価だと思います。
逆に高評価を付けた人は、ここがうまくマッチしたのかなと思います。
こういう人は買う前に考えよう
この本は、「誤解なく、簡単に、正確に相手に伝える英語」をSVOという3語を使った表現をベースに話を展開しているため、逆を言えばこの目的に当てはまらない人は要注意です。
例えば、受験生とか、ネイティブみたいに自分の思いをスラスラ話したい人とか、日常会話のような崩した表現・スラングを学びたいという人でしょうか。
また、少なくとも中学レベルの英語の基礎知識は必要なので、自信のない方はまずは中学英語の復習からスタートした方がいいかと思います!
この本を買ってメリットが有る人、買うべき人
上に書いた人以外であればOKだと思います。笑
多くの日本人が今求めている英語は、「正確でシンプルで相手に伝わる」英語表現のはずです。
- 自分をノンネイティブだとちゃんと認識した上で
- 相手に誤解なく・正確に・簡潔に英語を伝えたい
そんな人には、非常に協力な参考書になると思います!
不安な方は、ぜひとも書店で中身を確認してみてくださいね♪
|
まとめ
私の個人的まとめは以下の通りです。
複雑な表現でもSVO(主語・動詞・目的語)にすると分かりやすく伝わる。
Technical Writing技法を使い、相手に簡潔・正確・スピーディに英語を伝えるためのテクニックが「3語で伝わる英語」。
受験英語力向上を狙っている人には不向きかも。
中学英語レベルの基礎力は最低限必要。
では、また~!
記事公開日:2017年7月8日